学科試験の難易度は他の資格試験と比較してそれほど高くないと思います。過去2〜3年分の過去問から知識をつけておけば合格できると思います。ただ試験が近づいてくると不安が先行して、やらなくてもいい教材に手をつけてみたり。
このサイトは過去問を養成講座テキストとWeb上の情報をもとにゆるめに勉強して、80点で合格することをコンセプトにしてます。
問31-正答4
この問題の解説は養成講座テキストに載ってなくはないのですが、選択肢1,2,4に於いては記述の仕方が違うので分かりにくい。
選択肢3〜養成講座テキスト行動療法の章を見ると古典的条件づけ=系統的脱感作法、オペラント条件づけ=トークン・エコノミー法、除外学習法、その他=主張訓練法、イメージトレーニング、モデリングなどとの記述がある。行動療法に関しては深追いしてもあまり意味がないので、養成講座テキストの記述を上記にまとめておく程度でいいと思います。
選択肢1,2,4は出典元となった以下のサイトの記述で確認を。
問32-正答2【無視】
出典元も探し当てられず。ワークショップは出題頻度が低い。使用場面も想像できず、試験勉強を通じて学習する意味がない。したがって、この問題は無視でいいと思います。
A一般的にあり得ない。C内容的にグループによる問題解決の手法っぽい。これらに比べてB、Dは突っ込みどころがない。
問33ー正答2【むずかしい】
かつては出題頻度の高かった「JILPT資料シリーズNo165『職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査』」からの出題。P.120に選択肢1、3、4が「構成(場面設定)する大きな理由」として3つ挙げられている。P.121には「どのように展開することがメンバーの利益になるかを、絶えずリーダーやスタッフが考えて、柔軟にプログラムを構成する」とあるので、選択肢2が不適切であると判断できる。
一応リンクを貼っておきますが、出典元(Ⅱカウンセリング理論編)を確認する必要はなく、この問題の選択肢の記述の範囲で覚えておく程度で良いと思います。
問34ー正答2
過去問を解いたり、養成講座で学習するなかで培うセンスで対応できると思います。
問35ー正答3
同じく学習するなかで培うセンスで対応できると思います。選択肢3は少し分かりにくいですが、養成講座テキストの家族療法の中に「問題」と「解決」は関係がないと捉え、問題の原因を追及しないアプローチという記述があります。問 33のリンク、JILPT資料シリーズNo165『職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査』」のP.144にも同様の記述があります。
問36ー正答4【ややむずかしい】
知ってないと解けない問題。専門職大学等については、この問題の選択肢を以下のサイトの内容程度にまとめておけば、今後の試験でも対応できると思います。
問37ー正答3【ややむずかしい】
この答申からの出題頻度は高いですが、ページ数が多く、全部は読んではいられないと思います。各回の問題を回答しているうちに、できるようになっていくと思うので、この問題の選択肢の記述の範囲で学習できればいいと思います。
選択肢1と2は逆。選択肢3はそのまま覚える。選択肢4は、キャリアコンサルタントは厚生労働省、学校教育は文部科学省なのでキャリアコンサルタントについてここまで踏み込むことは考えにくい。
抜粋ページがあるのでリンクしておきます。が、これだけでも読むのは大変(読まなくてもいい)。
問38-正答3
一般的なセンスで回答できる問題ですね。各回の過去問を解くなかで、センスを磨いていければ問題ないと思います。
問39ー正答2
木村周先生のシステマチックアプローチからの出題です。知っていないと、選択肢3と4で入れ替わっていることに気が付かないかもしれません。以下のページの記述を確認しておきましょう。
「キャリアコンサルティングの理論と実際」は良本だと思いますが、キャリコンの試験対策としては充実しすぎてて、勉強効率が悪いです。必要なことはほぼすべて、日本職業協会のホームページに抜粋掲載されているのでフル活用しましょう。
問40ー正答3
「新卒採用面接のために作成されたシート」ではないことは、ほんの少しの学習だけで判断できるかとは思います。2019年11〜12月に職業能力評価基準のポータルページが中央職業能力開発協会から、厚生労働省に移転した際、記載内容が変更になっています。こんごは新しいサイトの記述に沿った出題が予想されますが、取り敢えずは以下のページをサラッと読んでおく程度で良いと思います。
つづく
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