第7回キャリアコンサルタント学科試験 ゆるい解説5

養成講座テキストとwebページのみで学科試験80点で合格を目指すページ。学科対策に参考書は不要だと思います。

問41-正答1

知識として全く知らなくても、選択肢の感じから正答を選ぶことも出来るかと思います。復習は出典元と思われるページで知識を確認しておく程度で(アセスメントはこのページを抑えておけば9割方OK)。
東大式エゴグラムの復習は知識の確認として以下のページを。
この問題の選択肢にはなってないけど、あとたまに出るのが内田クレペリン検査。これで98%くらいのカバーできたと思います。



問42-正答1

木村周先生のシステマチックアプローチは特に勉強しなくても正解できる問題が多いです。この問題も「クライエントは積極的ではなく受動的であることを前提」ってあり得ないので、選択肢1を選びやすいと思います。
何度でも書きますが学科試験対策に「キャリアコンサルティング 理論と実際」は不要です。この問題も日本職業協会の以下のページにバッチリ答えが載っています。

キャリア・カウンセリング、ガイダンス そしてコンサルティングへ 第9回 | 職業・雇用関係情報等 | 一般財団法人 日本職業協会

―― システィマティック・アプローチ――前回はシスティマティック・アプローチの流れと、方策の実行について述べた。方策には「意志決定方策」、「学習方策」、「自己管理方策」がある。今回はこの3つ方策について要点を述べる。もともと選択とは意志決定の連続である。人間の行動には、まず何かをしようとする意思があることが前提になる。それに続いてそれをしたいという願望が起こる。願望があって初めて人は、努力の引き金を引き、行動に踏み出す決心をし、行動を開始する。また、意思決定方策は、つぎのような前提に立っている。① カウンセリング・プロセスの中でクライエントは、受動的でなく積極的な役割を果たすことができる。② 1つを選択することは、他を捨てることである。何を捨てるかは、何を選ぶかと同様に重要である。③ 意思決定には必ず不確実性を伴う。決定されたことは変わることがあるし、完璧性よりは可能性を重視すべきである。④ 意思決定のタイミングは、その内容と同様に重要である。意思決定は、カウンセリング・プロセスの中で人間関係を作る段階と意思決定する段階で特に重要となる。 人間関係確立の段階は、受容的、共感的理解、自己一致した立場に立って感情的ラポールの形成が重点となる。後半の意思決定段階では認知的・行動的理論に基づく積極技法が求められる。一般に、標準的な意思決定は、次のようなプロセスで行う。① 達成すべき目標と、それによってもたらされる利点を確認する。② 目標に至る行動計画(Action Plan)を検討する。③ その行動をとった場合のメリット、デメリット、必要な経費、実現可能性を検討する。④ 検討するための情報を収集、活用、専門家の意見、技術的援助を求める。⑤ 最終決定の前に、各選択肢のメリット、デメリットを比較検討する。⑥ 選択した行動の準備をする。その場合予想される危険や困難性にどう対処するか対策を用意する。意思決定のプロセスは、要約すると意思決定のための選択肢を並べる⇒選択肢を吟味する⇒選択肢の中から1つを選ぶ⇒選択肢を実行するために契約を結ぶというプロセスをとる。それを具体的に展開するときには、表頭に選択肢を並べ、表側にはカウンセリングの中から出されたメリット、デメリット、問題点などを並べた「比較評価表」を作ってやるのがよい。キャリア・カウンセリングは、一種の教育プロセスでもある。カウン

shokugyo-kyokai.or.jp



問43-正答3

モデリングといえば、社会的学習理論、社会認知的キャリア理論で、バンデューラとかクランボルツ。ですが、この問の選択肢をスッキリ説明してくれる記述は養成講座テキストからも、Webからも見つかりません。
選択肢3の「上手くいかないと、観察者は無意識に模倣行動を反復して意欲を一層強める」が考えにくいので、これが不適切かと。
この問題の復習は養成講座テキストの社会認知的キャリア理論の章をおさらいしつつ、選択肢の範囲で「そうなんだな」程度に覚えておけば良いと思います。


問44-正答3

どれも適切な感じがしますが、最も薄っぺらい感じがするのが選択肢3なので、分からないなりに選びやすいと思います。それほど出題されないテーマなので、捨て問でいいと思います。
なお、以下の本のP.43〜51あたりの記述によれば、それぞれの型は人と接する際の優位によって分けられる…という感じの話。読まなくてもいいと思いますが、気になる方はどうぞ。



問45-正答3【ややむずかしい】

信頼性、妥当性、評価された...は養成講座テキストで確認できます。選択肢3の標準化された...は出典元が確認できないのですが、このまま覚えてしまえばいいと思います。



問46-正答3と4【ややむずかい】

問題文に誤りがあり、全員正解の措置が取られていた問題(第8回以降このようなことは起こってませんが)。

とはいえVPI職業興味検査の内容はだいたい以下のサイトの内容を押さえておけば答えることができますが、この回はそれ以上に詳しく問われる難しい問題だったと思います。

A~OK。B~興味や自信の尺度がわかるが、進路選択について方針を決めているわけではない。C~傾向尺度の説明としてはOKだが、興味領域尺度の説明としては×。D~逆で、分化しているとはいえない。



問47-正答2

問48-正答4

これらのテーマの問題は仲間外れを見つけやすく、特に勉強しなくても取れると思います。


問49-正答4【ややむずかしい】

こころの病気の症状を整理して覚えてないとできない難しい問題だと思います。各選択肢に出ている病名と症状を以下のサイトでチェックしておきましょう。なお、選択肢4は統合失調症の症状です。


問50-正答2【ややむずかしい】

こころの耳では、LINEで相談はできないというのを知らないと困る問題です。選択肢1〜3はトップページを眺める程度で良いので、「こころの耳」の確認を。
選択肢4については、メンタルヘルスケアでよく出題される「3つの予防」と「4つのケア」について、以下のサイトでポイントを抑えておきたい。



問50-正答2【ややむずかしい】

捨て問でいいですが、選択肢1,,4(特に4)の内容はそのまま覚えておくべきだと思います。復習は厚生労働省の「こころの耳」を眺める程度で。


第7回は点数が取れない訳ではありませんが、正確な知識をもって答えようとすると、苦労する問題が多いような気がします。


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