少なめの努力で、キャリアコンサルタント試験の学科を80点で合格することが目標のページ。養成講座のテキストにない情報はWEBで調べられます。
問31ー正答1【むずかしい】
選択肢2はすぐに切れるとしても、特に1と4で判断がつかない難しい問題です。直接の出典元も見つからず、選択肢の記述の範囲で覚えておく程度でいいと思います。ストレスについては厚生労働省の「こころの耳」の以下のページがとても参考になります(pdf版がサクサク見られておすすめ)。この問題の選択肢に関する記述も多く載っています。
問32ー正答1【ややむずかしい】
シャインに関する問題はスーパー同様にいつも難しいと思います。個人的には嫌いです。
シャインのキャリア・サイクルは養成講座のテキストにも載っていますが、出題頻度は高くないので、いざ出題されると困ります。ですが、この問題は「成長・空想・探究」期の課題としての「経験にもとづく技術」に違和感があるので、選択肢1が不適切と予想しやすい面もありました。選択肢2〜4はテキストの記述と照らして、適切な選択肢であることを確認する程度でいいと思います。
問33ー正答1
トランジションには発達論的な視点と人生上の出来事という視点があり、この問題の選択肢はいずれも後者っぽい感じ。その代表例がシュロスバーグですが、ほかにも以下のリンクページにあるような方々の理論があり、このページが非常によくまとまっています。
選択肢2と3のギンズバーグとレビンソンは発達課題的なトランジションの人。選択肢3はニコルソンの理論。選択肢2はシュロスバーグの不適切選択肢として過去に実績があるが、人名に加えて「転機は個人自らが作っていくもの」がおかしい。
選択肢4のバンデューラは自己効力感、SCCT(社会認知的キャリア理論)の人。偶然以下はクランボルツっぽいが、内容がおかしいことを上記サイトで確認しておきたい。なお、バンデューラの理論については以下のリンクも参考になる。
問34-選択肢1【むずかしい】
選択肢1のローデスは、ほかに見たこともないので判断に難しく、これを「最も適切」とするには、他の3つを自信をもって「不適切」と判断しなければならないので、難しいと思います。
選択肢4はモラトリアムの意味を知ってれば問題ないが、選択肢2と3が難しい。選択肢3はスーパーのライフステージを押さえておく。選択肢2はハーズバーグではなくスーパー。ハーズバーグは出題が少なく、問われると戸惑うが養成講座テキストの動機づけ理論の章にあるので、しっかりと押さえておきたい。
選択肢1はこれ以上に学習しなくてもいいと思います(検索しても適したページもない)。
問35ー正答3
ブリッジスについて、他に見ない表現の選択肢が並び多少戸惑うが、養成講座テキストの転機の章に載っていることを押さえておけば、対応できなくもない。
問36ー正答3
ほかに見ないテーマの出題。出典元を探しましたが、Web上ではお手上げです。他の選択肢が「抑制される」「低下する」「低下をもたらす」と断定的な表現なのに対して、選択肢3は「捉えることができる」と幅のある表現になっているので選びやすいと思います。
問37ー正答2
直接の出典は見当たりませんが、養成講座テキストの支援スキルの章(アイビィのマイクロ技法)の「対決」を理解していれば、正答を導き出すのは難しくないと思います。
問38ー正答1
「シャインが説明する『役割』」なんてものがあるのは、この問題で初めて知りました。出典元は見つけられませんが、各回の過去問を勉強する中で身につくセンスで対応できると思います。
この問題の難しいところは、どう見ても不適切な選択肢1に続いて、選択肢2も不適切な感じがするので、「不適切なもの」を選択する問題であることを、忘れてしまうことだと思います。
問39ー正答4【むずかしい】
国家資格キャリコンと技能検定の出題傾向の違いを挙げるなら、この問題のようなカウンセリングに関する知識の問題にあると思います。国家資格キャリコン試験対策としては、当然対策は不要です。今のところ、この違いの部分ができなくても技能検定2級でも70点は取れるので、やっぱり対策は不要だと思います。
問40ー正答2【ややむずかしい】
直接の出典は見当たりませんが、日本職業協会の木村周先生の以下のページが参考になると思います。
選択肢1と4は一見正しいようですが、上記ページに拠れば、「仕事理解の支援」にあたると思います。選択肢3は他の選択肢との対比で説明するのは難しいのですが、自己理解、仕事理解の支援のどちらにも当たらず、面談開始時におけるラポールの構築に関する内容です。
つづく
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