第13回キャリアコンサルタント学科試験 ゆるい解説1

養成講座テキストとWEBで拾った情報を駆使してススメるキャリコン学科試験対策のページです。ゆるめの努力で80点を獲得することが目標です。解説には養成講座テキスト以外の引用をWEBで閲覧できるもののみとしています。


問1ー正答2

いきなりこれまでにあまり実績のない資料からの出題。とはいえ、選択肢2が不適切であることは一目瞭然。一応、出題元の資料の記述をサラッと確認しておきましょうか。



問2ー正答4【ややむずかしい】

女性の就業状況の情勢としては、この間の政策や景気動向により、女性が職業を持つことなどへの社会的な意識にも変化が見られるが、依然として女性が「出産・育児」に重要な役割を担っており、先進諸国との比較においてはまだまだであると言ったところでしょうか。出題元の資料で確認しておきましょう。

以下のリンクPDF版>現状編>第1章~第6章 [PDF形式:4,087KB]の書類に振られているページ番号で、記述箇所を明示。選択肢1〜P.105(Ⅰ-2-1図の右側のグラフから、10年で10ポイント程度上昇している)、2〜P.104(3位は男性で、女性は16位)、3〜P.107(I-2-5図から男女とも初めて5割を上回った)、4〜P.110(Ⅰ-2-9図)。



問3ー正答3

職業能力開発促進法第30条の27の2の条文、ほぼそのままです。他の選択肢は過去問を繰り返し解くなかで身につくセンスで不適切であることは、すぐに判断できると思います。職業能力開発促進法は頻出ですが、出題テーマは過去問で出尽くされているように思うので、条文を読み込んだりする必要はなく、過去問を中心に勉強すれば良いと思います。



問4ー正答4【ややむずかしい】

職業能力開発促進法について詳しく問われているややむずかしい問題。
選択肢1〜職業能力開発促進法第2条の5、2〜第2条の2、3〜第4条、4〜第23条の4〜努力義務で義務付けではない。


問5ー正答1【むずかしい】

キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査からは初めての出題。この調査、キャリ協のメルマガに登録しているキャリアコンサルタントがEメールにリンクされたアンケートサイトに任意で入力する集計方法のようです。もう、この時点でかなりのバイアスがかかっている調査であることが予想できます。

正答できなくてもいいとは思いますが、過去の状況から一度出題されると、14回以降も続くようにも思います。選択肢の範囲で出典元を確認しておきましょうか。




問6ー正答3【ややむずかしい】

D.ホールのプロティアン・キャリアと伝統的キャリアの比較からの細かい出題は初めてだったと思います。比較表が養成講座テキストにも掲載がありますがノーマークでした。あらためてページを開いたら「出てるよ〜」って感じです。
とはいえ、ホールのプロティアン・キャリアの理解を深めておけば、比較表そのものを覚えてなくても正答できると思います。養成講座テキストに載っているようなことが書かれているページがあったのでリンクはっておきます。


問7ー正答2【むずかしい】

私はシャインが苦手です。たぶんスーパーと同じくらい。覚えることが多くて、なかなか深まらない。その上、この出題の3つのサイクルの相互作用モデルは養成講座テキストにも載ってない。この問題で「こんなことも言ってたんだ!」って感じで、尚更むずかしいと思います。

ざっくり言うと、個人(生物学的・社会的)と仕事と家庭の3つが影響しあって、人が存在するので、キャリアの問題を考えるにしても、生物学的・社会的側面と家族関係にも目を向けましょうねってこと。ただし、それ以上のものはないので、この問題文のまま覚えればいいと思います。

一応、理解の助けになりそうなものが、山梨産業保健推進センターのニュースpdfのP.8に載っていたので紹介しておきます。



問8ー正答4

養成講座や過去問に取り組むなかで身につくセンスで十分に対応できると思います。


問9ー正答4

サビカスのキャリアアダプタビリティの4つの次元は養成講座テキストにも載っており、頻出なのでしっかり覚えておきたい。関心、統制、好奇心、自信と和訳で出題されることが多いが、concern、control、curiousity、confidenceの4Cと覚えておくと、ど忘れした時の助けになるかも。4つとも未来志向だと覚えておくと、別な形での出題の際に、不適切な選択肢を炙り出すのに楽ができます。
参考になりそうなページがあったのでリンクを貼っておきます。養成講座テキストの記述が弱めなので、知識の補強にどうぞ。



問10ー正答1【ややむずかしい】

選択肢1の「『未決定』は、新しい学習をもたらすために必要な・・・」は頻出ですが養成講座テキストに記述がないので慣れないと迷います。選択肢2はクランボルツの理論との親和性が高く、知らないと適切な選択肢のように見えますが、「キャリア・カオス理論」で別な人が提唱しています。選択肢3、4は養成講座テキストに載っているように、シュロスバーグとシャインです。



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