第11回キャリアコンサルタント学科試験 ゆるい解説1

中年の記憶力×少なめの努力で国家資格キャリアコンサルタントの学科試験に合格するための解説ページです。歳をとると記憶がアテにならないので、記録して置きたくなるものです。



問1ー正答4

平成29年版男女共同参画白書は、あまり出題実績がないので出題されてしまったら勘で答えましょうか。一応、出典元から出題箇所を確認すると、選択肢①全体版P.5、②全体版P.8、③全体版P.9、④P.14。見なくてもいいかな。

平成29年版男女共同参画白書PDF



問2ー正答2【ややむずかしい】

職業能力開発促進法は平成30年に行われた第9回では「これでもか!」で出題され、2級技能検定20回、10回、11回と連続して出題されています。以降の試験には出題されていませんが、キャリアコンサルタントが定義されている法律だけに、過去の出題実績の範囲で抑えておいた方がいいと思います。以下のページは出題部分に関してまとまっているページ。



問3ー正答3
問4ー正答1

ともに常識的にアプローチできる問題。



問5ー正答4

倫理綱領からはそれなりに出題があるし、読みにくくない文章で、量も多くないので、一通り読んでおいてもいいと思います。問2のリンクの花田光世先生って、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会倫理綱領委員会の座長さんだったんですね。

キャリアコンサルタント倫理綱領PDF



問6ー正答3【ややむずかしい】

養成講座テキストのホランドの章をみても、ピンとくるページが無いので、この問題の解答を覚えてセンスを身につけることで対応したいところです。選択肢1と2は以下のページの「2章:いまの進路指導に役立つ「キャリア理論」の基礎」に同じ記述の文章が載っています。選択肢4は直接の記述は無いものの同じくこのページが理解しやすいと思います。

選択肢3は以下のページを確認しておく。



問7ー正答4【ややむずかしい】

これも養成講座テキストの記述だけではスッキリと正答を導き出すことが難しいと思います。ジェラットははじめは合理的な意思決定「①予測システム②評価システム③決定システム」を提唱したものの、25年後に時代の変化によりこれを訂正し「積極的不確実性」の理論を提唱したことを記憶しておくことで、この問題には対応したい。



問8ー正答4【ややむずかしい】

養成講座テキストの記述とは各選択肢の記述が違うので、少し戸惑う問題だと思います。出題の出典元は「新版キャリアの心理学」ですが、この部分を引用しているページがありました。選択肢4の「意思決定能力」が誤りで、正しくは「自己効力感」。



問9ー正答2

養成講座テキストのハンセンの章を理解しておけば、難なく回答できる。選択肢1と3はスーパーなので、こちらもスーパーの章を確認しておきたい。選択肢4はクランボルツですが、テキストだと少しわかりにくいので、以下参考にしたいページを。



問10ー正答2

選択肢4がシャインのキャリア・サイクル・モデルであると判別するのは少々難しいけど、1のスーパー、2のレビンソン、3のエリクソンはしっかりと答えられるようになりたい。とはいえ、養成講座テキストは生涯発達の勉強はやりにくいので、以下のページをおすすめします。

シャインのキャリア・サイクル・モデルについては以下のページを。



問1〜10はやや難しい問題は多いものの、できれば8問くらいは取っておきたいところですが、どうですか。

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