公開されている過去問と養成講座テキストを出来るだけ活用して、キャリコン国家資格合格を目指すページ。
技能検定2級の学科は国家資格の出題範囲と被る部分が多いので、キャリコン受験前の勉強に役立てたいです。キャリコン10回→技能2級21回→キャリコン11回→技能2級22回と見ると労働市場の知識で、直前の試験の出題テーマでの再度の出題が散見されます。
問1ー正答3
女性活躍推進法はノーマークでしたが、頻出の「くるみん」で簡単に選択肢3を選ぶことができます(と言いながら私は、試験場で「女性活躍推進法」に浮足立ってしまい、「適切」「不適切」の確認ミスにより、間違えました)。女性活躍推進法はこの問題の選択肢の範囲で覚えるとして、「くるみん」はパンフレットで抑えておきましょうか。
問2ー正答2
「自己啓発を進める上での課題」は頻出なので、企業側、労働者側から押さえておく。そのほかの選択肢については、出題箇所を労働経済の分析で確認しておく。
問3ー正答3
問4ー正答4
問5ー正答2
いずれもキャリアコンサルタントの基本的な役割、スタンスを考えて常識的に回答できる。
問3の選択肢1は「コミュニティ・アプローチ」という聞きなれない用語が出てくるが、「環境に合うようにその個人の適合性を引き上げる」を「欠かせない」としていることが不適切だと判断できる(環境に働きかけるだけの方策も考えられる)。
問6ー正答3
養成講座テキストの社会認知的キャリア理論の章の自己効力感の項に答えがハッキリと載っていました。自己効力感の形成や変容に影響を及ぼす4つの要素(①個人的達成、②代理学習、③社会的説得、④情緒的覚醒)とともに理解しておきたい。
問7ー正答4
各回の過去問に取り組んでいたら、難なく解ける問題。発達課題は、養成講座テキストでは、ユングが載っていない、スーパーのライフステージの説明が乏しく(発達課題の章に入ってないし)勉強しにくいテーマ。
その点、以下のページはよくまとまっていて、本当にわかりやすいです。
問8ー正答3
マレー、アトキンソンは養成講座テキストにも載ってなくて誰?って感じですが、各選択肢の記述内容を冷静に吟味すれば正答できます。
養成講座テキストに記載のハーロウとデシの実験によれば、内発的動機づけの方が「強いエネルギー」の素になると言えるので、選択肢1は不適切。マズローとハーズバーグは養成講座のテキストの範囲で理解しておくことが必要かと。選択肢3のアトキンソンは、人名にはピンと来ないものの内容は他の3つの選択肢に比べて適切だと判断できる。
問9ー正答3
いずれも養成講座テキストの「キャリアカウンセリングに関する理論」の分冊に載っている。頻出なので、しっかり理解しておきたい。
できれば、選択肢1はシャインの理論、選択肢4はジェラットの理論、選択肢2は「重視しなかった」が誤りという感じに答えられるように、「キャリアカウンセリングに関する理論」は養成講座テキストに載っている理論家と内容を整理して理解・記憶しておきたい。
問10ー正答4【ややむずかしい】
養成講座テキストの「カウンセリングに関する理論」の分冊の内容をよく理解しておけば、回答できる内容だとは思いますが、私は苦手です。
選択肢になっている来談者中心療法(ロジャーズの理論)、論理療法、認知療法、行動療法(行動主義的カウンセリング)と認知行動療法は、頻出なので、創始者、療法(理論)の概要を簡単に整理しておくといいと思います。そのほか、精神分析、ゲシュタルト療法、家族療法(システムズアプローチ)は上記の4つ(+1つ)とともに整理しておきたい。
技能検定2級試験の方が上位であるにもかかわらず、学科試験の難易度は国家資格キャリコンに比べて、やや低めという印象です。
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