第9回キャリコン学科試験 ゆるい解説5

養成講座テキストに載っている箇所は、その指摘に留めるゆるい解説を目指しています。とはいえ、第9回はテキストに載っていない資料からの出題が多く、全くもって「ゆるくない」解説っぷりになっています。




問41ー正答4

以下のページに答えが載っています。VRTカードとOHBYカードはカード画像からイメージで記憶しておきたいですね。

選択肢の4つはいずれもよく出題される内容。選択肢4は「ウェブ上で実行できる」が間違い。よく出題されるけど、PCにインストールして使うことを知っているかどうかを問う問題に何の意味があるのか...不思議です。



問42ー正答4

助成金が支給される対象期間は【原則3ヶ月】ということで選択肢4が不適切。以下、厚労省のホームページの下の方にある、事業主向けのパンフレットで選択肢で挙がっている箇所を確認して、この問題の範囲を記憶しておきたい。



問43ー正答1【???】

「最も適切なもの」基準でいけば選択肢1になるのか。



問44ー正答4

選択肢1〜3はキャリアコンサルタントとしての態度として正しいとは言えないし、選択肢4の記述に怪しい点はない。ただし選択肢3のGATBのL評価って何?って感じですよね。以下のサイトでGATBの評価シートや判定を確認することが出来ます。



問45ー正答2

総務省統計局は日本標準職業分類と日本標準産業分類を作成している。厚生労働省編職業分類は、日本標準職業分類をもとに一部項目を編集している。

ハローワークインターネットサービス - 職業分類の説明

トップ(仕事をお探しの方) > 職業分類・職業解説に関するご案内 > 職業分類の説明厚生労働省編職業分類(以下「職業分類」という。)は、職務の類似性、及び公共職業安定機関における求人・求職の取扱件数などにもとづいてそれぞれの職業に対して社会的にどの程度需給があるかを考慮して職業を区分し、それを体系的に分類したものです。職業紹介事業等に共通して用いるためのものです。この職業分類は、職業紹介業務においては求人・求職者に対して適用し、主に求人・求職者の職業を決定するために用いられます。この職業分類の分類項目は、産業分類の区分とは独立に定めています。職務の類似性を判断する際に考慮した点は、以下のとおりです。この職業分類の分類表は、大分類、中分類、小分類、細分類の4階層に区分された分類項目によって構成されています。大・中分類項目は、日本標準職業分類の大分類項目及び中分類項目と一致しています。小分類項目は、原則として日本標準職業分類の小分類項目に準拠して定めていますが、職業紹介業務における必要性を考慮して項目を補正しています。細分類項目は、職務の類似性、職業紹介業務における求人・求職の取扱件数などを考慮してその上位の小分類を細分化したものです。大分類の分類符号及び分類項目の名称、中分類・小分類・細分類の数は、以下の表のとおりです。※ ( )内は旧分類表(平成11年版)の項目数細分類において、上から4・5桁目の数字97、98、99には、特定の意味を与えて使用しています。97は補助者や助手、98は見習、99は雑分類項目であることを表します。なお、細分類項目の名称は、職業安定法第15条の規定による、職業紹介事業、労働者の募集及び労働者供給事業において共通して使用されるべき標準職業名に準ずる代表職業名です。細分類の分類項目には、この職業分類の利用の便宜を考慮して職業名の例示を掲載しています。当該項目に該当する例示職業名の先頭には「該当例」、該当しないものには「非該当例」と記載しています。「該当例」の例示職業名は原則として五十音順に配列していますが、五十音順以外の方法で配列することが適切な場合には、それに準じています。「非該当例」の例示職業名は分類番号順に配列しています。分類番号が同じ場合には、五十音順又は任意の方法で配列しています。例示には、当該項目に含まれる職業名の中で代表的と考えら

www.hellowork.go.jp



問46ー正答2【ややむずかしい】

知ってないと解けない問題。覚えていて意味があるかも解らない問題。



問47ー正答3【???】

出典元資料の記述を覚えていなければ、選択肢2か3で判断できない問題。



問48ー正答2

常識的に回答できる問題ですが、出題元がキャリアコンサルタント倫理綱領なので、一応リンクを貼っておきます。



問49ー正答3【ややむずかしい】

またしても知ってないと解けない問題。若年者層の自殺は他の年齢層では減少傾向を示している中にあっても増加傾向を示しているそうで、深刻さを増しているとのこと。



問50ー正答2【ややむずかしい】

最後も知らないと解けない問題。明示された資料で、出題箇所をチェックして、今後に備えるしか無いですね。

平成 28 年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況PDF





解説を書きながら私ソマモト基準の難易度評価をつけていくと、【ややむずかしい】以上の問題が18問にも。明らかに他の回とは違うので、合格率20%台だったのもうなずけます。


これ以降10回、11回と8回以前の難易度と同様のレベルが続いているだけに、専門実践訓練の資格取得の指定の回が第9回で、ギリギリで学科を合格できなかった方がかわいそう。



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