第9回キャリコン学科試験 ゆるい解説4

キャリコン学科試験対策の勉強は「いかに養成講座テキストからの出題箇所への理解を深めるのか」が大切だと思っています。ですが、第9回だけ見ると、養成講座テキスト以外からの出題が多いこと多いこと。

でも、15問まちがえても合格できるので、「取れる問題」を確実に取っていきましょう。




問31ー正答1【むずかしい】

こうやって改めて問われると選択肢3は無いとしても、判断に迷う問題だと思います。養成講座テキストのロジャーズの章を読んでも答えを導き出せない(養成講座テキストでは答えを導き出せないということを読んで確認する程度で復習すればいいと思います)。

この問題が出来ないのが悔しくて、ロジャーズに関する諸富祥彦先生や佐治守夫先生の書籍を読みました。しかし白状すると、この問題文の表現を見て、受容、共感、一致のどれに当てはまるのか、未だに「共感」を選んで間違えます。



問32-正答4【無視】

キーワードの組み合わせを答えさせる、このパターンの問題は嫌いです。養成講座テキストには載ってないワードが多く、ネット等で調べて覚えるしか無いのですが、ワードだけを覚えることに意義を感じないので、そういう勉強はやらないことにしています。



問33ー正答4

文脈から常識的に判断できると思いますが、できなかった場合は養成講座テキストのカウンセリング理論の行動療法の章を確認すればよいと思います。なお私は未だに、レスポンデント条件づけとオペラント条件づけについて、人にきちんと説明できません。



問34ー正答4【ややむずかしい】

問29で確認した、構成的グループ・エンカウンターとベーシック(非構成的)・エンカウンター・グループの違いを理解してれば選択肢4が不適切だと分かります。以下、養成講座テキストのグループアプローチの章から抜き出しました。

構成的グループ・エンカウンター~テーマ、プログラムが決まっていてリーダーが進行する。
ベーシック(非構成的)・エンカウンター~用意されたエクササイズはない、ファシリテーターは安全な場づくり等かかわりは最小限。



問35ー正答2

私が持っている養成講座テキストには認知行動療法としての章がないので、学習に困ります。認知行動療法は、認知療法と行動療法が合わさったもの。以下のサイトを参考にして、養成講座テキストの行動療法と認知療法の章を確認しておけば、この問題も難なくできるようになるかと思います。

しかし「認知行動カウンセリングは、特定の創始者を持っていない」を選択して答えさせる問題になんの価値があるんでしょうか。



問36ー正答1【ややむずかしい】

知ってないと解けない。小中高とある学習指導要領に目を通さなくても、各回の問題を繰り返し解いて、解答の範囲で覚える程度の勉強法で大丈夫だと思います。



問37ー正答2
問38ー正答2
問39ー正答1

いずれも常識力を働かせれば解ける問題。NGワード「すべて」「常に」「べき」「必ず」が選択を助けてくれてますね。



問40ー正答4【むずかしい】

応用行動分析は、養成講座テキストに出てないので混乱します。以下のサイトがわかりやすいです。

選択肢2、3はフロイトとロジャーズの章をしっかり復習すれば、適切でないことは容易に分かります。選択肢4が適切らしいのですが、なんだかモヤモヤします。





こうして解説をつくりながら思うのは、第9回問題はすんなり解ける問題が少ない(クセのある問題が多い)。問28~35のカウンセリング理論を問う問題は、他の回はもっとすんなり答えられるのに、どういうわけか第9回は変な問題が多いですね。


※個人の感想です。


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